日本開催の「ワールドマーケティングサミット」軌跡
「マーケティングでより良い社会を」の理念の下、2014年以来、日本ではのべ1万人以上が参加。毎年開催されてきたサミットの様子は、アーカイブからご覧いただけます。
各国から集う世界的な経営学者と経営者の講演と議論を通じ、日本のビジネス・ピープルに、その時代の世界のマーティング最新情報を提供してきました。
2014年、日本初の開催では、「 21世紀型マーケティングが生む新パラダイムシフト〜変革とデジタルの時代にマーケティングで勝利する〜」というテーマで世界を代表するマーケティングの世界的権威や、日本を代表する経営者が東京に集い以下のような議論が展開されました。
「マーケティング3.0からマーケティング4.0へ」
フィリップ・コトラー：現代マーケティングの父 ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院 教授
「ブランドから、サブカテゴリーの競争へと変わった」
デービッド・アーカー：ブランド論のエキスパート カリフォルニア大学バークレー校経営大学院 名誉教授
「フォーカスせよ。それがあなたの企業の命運を握る」
アル・ライズ：ポジショニングのエキスパート ライズ＆ライズ社 代表
「IMC（統合型マーケティングコミュニケーション）はさらに進化した」
ドン・シュルツ：IMCのエキスパート ノースウェスタン大学メディル校 教授（当時）
「経営はマーケティングである」
高岡浩三 ：ネスレ日本株式会社 代表取締役社長兼CEO（当時）
「CRM：マーケティングで新地平を目指す」
新浪剛史：サントリーホールディングス株式会社 顧問（当時）
「技術主導の価値創造」
𠮷田忠裕：YKK株式会社 代表取締役会長CEO（当時）
「ハイブリッド」
魚谷雅彦：株式会社資生堂 代表取締役社長兼CEO
「パブリック プライベート パートナーシップ」
内藤晴夫：エーザイ株式会社 代表執行役CEO
2015年は、「デジタル時代においてグローバルマーケットで勝つためには」のテーマで、T企業の経営者の講演のほか、コトラー教授とドン・シュルツ教授が参加者と情報交換ができる「インタラクティブ・セッション」も行われました。
講演には、以下のようなものがありました。
「デジタルマーケティング企業による、デジタルマーケティングへの挑戦」
宮坂学：ヤフー株式会社代表取締役社長（当時）
「ビッグデータ活用と顧客価値創造のECイノベーション」
岩田彰一郎：アスクル株式会社代表取締役社長兼CEO（当時）
「デジタル時代は常にマーケティング志向で」
モーハン・ソーニー：ノースウェスタン大学 ケロッグ経営大学院 教授
「IoT + Marketing」
ポール与那嶺：日本アイ・ビー・エム株式会社 代表取締役社長執行役員（当時）
「アジア市場におけるデジタルモーメントとマイクロモーメンツ」
カリム・テムサマニ：グーグル株式会社アジア太平洋地域担当 社長（当時）
2016年は、「成熟するマーケットで成功するマーケティング」のテーマで、21世紀の新たなビジネスモデルを中心に議論が展開されました。
講演には、以下のようなものがありました。
「スマートフォンがもたらした情報民主化時代におけるマーケティング」
田端信太郎：LINE株式会社 上級執行役員（当時）
「遊びの力」
ハビエル・ロペス：キッザニア 創設者・社長
「The experience of Belonging 〜旅先での心地よさを体験する〜」
田邉泰之：Airbnb Japan株式会社 代表取締役
「シェアリングエコノミーの衝撃」
重松大輔：SpaceMarket社 代表取締役
「サステイナブル・マーケティング：シェルのVパワー物語」
イストゥバン・カピターニ：シェル石油 前副社長
その後、「ワールド マーケティング サミット ジャパン」は、「ワールド マーケティング サミット 東京」と名を変え毎年、東京で行われてきました。
全てのアーカイブは、以下のページからご確認いただけます。